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コラムペット

愛犬のマダニ対策。愛犬を守るために大切なことをおさらい

愛犬のマダニ対策。愛犬を守るために大切なことをおさらい

毎日のお散歩や自然豊かな場所へのおでかけ。気候のよい時期は、外で過ごす時間や回数も増えてきます。それに伴いマダニと遭遇する機会も増え、寄生の可能性は高まります。愛犬をマダニから守るには、どうしたらよいのでしょうか。

マダニとは?

マダニは、一般的によく知られるダニの種類で、人間や動物を吸血し、繁殖していきます。主に人間・犬・牛・馬・ウサギなどの哺乳類の血液を栄養源とし、幼ダニや若ダニは成長のため、成ダニは産卵のために吸血します。
家のカーペットやベッドにいる目で確認できないダニと違い、マダニは肉眼でも確認でき、吸血前は3~4㎜程度ですが、吸血後のメスは3~4倍に肥大します。吸血前後でサイズが大きくことなり、血を吸ってからようやく気付くケースも少なくありません。

マダニはどこにいるの?

マダニは、公園、河川敷、あぜ道、山林。草むらのあるところならどこにでも潜んでおり、主に木の上から落ちてきます。犬を好んで寄生するマダニには、ツリガネチマダニやクリイロコイタマダニなどがいます。

マダニはどうやって寄生するの?

マダニは、二酸化炭素の匂いや体温、体臭などに反応して、犬だけではなく人や動物の体に飛び移り吸血します。ペットの中でも自然の多い地域に住んでいたり、外飼いをしている犬は、とくに注意が必要です。通常は、数匹の寄生ですが、数十匹から数百匹も寄生するケースもあります。

マダニの活動時期は?

マダニに活動時期はなく、年中いるのでより注意が必要です。

マダニに刺されたらどうなる?

マダニが媒介する犬の病気はたくさんあります。紅斑熱やライム病は人畜共通感染症(ズーノージス)と言われ、脊椎動物と人との間で感染していく病気です。バベシア病やエールリヒア症などのように命を落とす危険性をもつ病気になることもあります。

また犬が刺されてしまった場合、感染症以外に、大量に寄生・吸血されることによる貧血、マダニの唾液がアレルゲンとなって痒みなどをひき起こすアレルギー性皮膚炎、マダニの唾液中の毒性物質によって起こる神経障害などを生じる場合もあります。

マダニの対策方法

しっかり駆除し、そのうえでマダニを寄せ付けない事が一番重要!

既にマダニが付着していると思われる場合の取り方としては、駆除薬の投与が有効です。ノミやダニが繁殖する時期は、動物病院で処方してもらい定期的に投与することで、マダニの咬着を防げます。そのうえで、補助として他の方法も併用するとよいでしょう。

たとえば、忌避効果のある成分を含むスプレーや首輪などによって、マダニをつきにくくすることができます。洋服を着せることも接触する確率を減らしてくれますが、隙間から入って移動していくこともあるので、着用していても全身のチェックは必要です。とくに寄生することが多い目のふち、耳の付け根、頬、肩、前足などは注意深くチェックしましょう。

マダニ予防に便利なアイテム

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万が一マダニが付着してしまったときは?

愛犬にマダニが付着してしまった時、すぐに取ってあげたくなりますが、無理に取ろうとせず、動物病院で適切な処置を受けるようにしましょう。それにより、きれいに取り除いてもらい化膿などのトラブルを回避し、まだに駆除・対策に有効なお薬を処方してもらえます。

またシャンプーは、ついてしまったものを一時的に駆除してくれますが、すべてを駆除するのは難しく、予防には向きません。また、シャンプー回数が増えると皮膚や被毛の皮脂を奪うなどの影響を及ぼすので気をつけましょう。

人間同様、マダニの寄生を発見しても自分で退治するのは控え、できるだけ早く動物病院を受診することが大切です。

※ 一般財団法人生物科学安全研究所調べ

参考文献・サイト

イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科

   

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