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コラム

春も蚊の季節?活動の時期や寿命を知って対策に役立てよう。

春も蚊の季節?活動の時期や寿命を知って対策に役立てよう。

3月頃から日中も過ごしやすい気候になり、春のイベントは目白押し。お花見や運動会、ゴールデンウイークの長期休暇もあり、キャンプ、BBQなど、アウトドアレジャーにぴったりの季節。外で楽しく過ごしたいですが、長時間外にいると、虫に刺されるリスクも…。刺されてしまうと、かゆみだけでなく、伝染病などを媒介することもあるので、できるだけ避けたいものですね。

今回は春の虫の中でも、私たちを悩ます蚊についてご紹介していきます。

日本にいる蚊の種類とは?

蚊には、吸血する種とそうでない種がいます。私たちの身近で吸血するのは、

・東北中部以南に生息するヒトスジシマカ(ヤブ蚊)
・主に北海道から九州に生息するアカイエカ
・アカイエカの亜種で都会に多く生息するチカイエカ

の3種類といわれています。

蚊はどんなエサを好むの?

蚊は血を吸うためにいつも人や動物を狙っていると思われがちですが、主なエサは花の蜜や果物に含まれる糖分です。しかも血を吸うのはメスだけです。交尾を終えたメスは産卵の栄養をとるため吸血します。

蚊はどんな一生?

蚊は水のあるところに卵を産みつけ、幼虫(ボウフラ)、さなぎを経て成虫になります。25~30度の繁殖に適した気温が続けば、わずか10日ほどで卵から成虫になります。

蚊の寿命は?

蚊の成虫の寿命は季節によっても異なりますが、2~3週間ほどで、その間に4~6回吸血すると言われています。

実は春から注意が必要!

「蚊といえば夏!」というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、実は蚊の吸血活動は、夏だけでなく、気温などによっては、春や秋のほうが刺されやすい時期と言われています。

なぜならば、蚊の活動が活発になるのは、

・アカイエカ 25度
・ヒトスジシマカ 25~30度
・アカイエカ 30度

と言われており、さらにヒトスジシマカは35度を超えると、死ぬ可能性もあるそうです。死に至らずとも、適温を超えると活動自体が減少します。そのため最高気温35度前後が当たり前となっている近年の日本では「真夏以外の時期にも蚊に刺される可能性が高い」ということになります。

アカイエカとチカイエカは、もともと真夏の前後に多く発生する蚊ですが、ヒトスジシマカは、真夏の朝夕に活発に活動・吸血します。春や秋には昼間が活動の適温になることも多いため、刺されるリスクも高くなると考えられます。

春も欠かせない!蚊の対策方法とは?

蚊に刺されると、かゆくて辛いのは言うまでもありません。しかし、それ以上に問題となるのは、蚊による吸血が伝染病を媒介し、命も落としかねない危険性をはらんでいるということです。蚊が媒介する病気には「マラリア」「デング熱」「日本脳炎」「ウエストナイルウイルス」「フィラリア」などがあります。

地球温暖化や国際化によって、以前はなかった伝染病に国内で感染するという状況も起きています。まもなく秋本番。アウトドアの季節がやってきます。日中、屋外レジャーを思い切り楽しめるよう、蚊から身を守るポイントをいくつか紹介しましょう。

いつまで蚊の対策をしたら良いの?

気温が25度~35度の間は、対策が必要です。地域によりますが3月~10月ころまでは対策することをオススメします。

蚊の対策はどうしたら良いの?

蚊の発生源を絶つ

蚊はわずかな水たまりでも産卵をします。下水溝や古タイヤ、空き缶などの水たまりを無くすことで、発生数を減らしていけます。そうすることで蚊の数を減らし、刺されるリスクを低くしましょう。

あわせて駆除剤を使用したり、ボウフラを捕食する虫や魚を利用したりすることで、幼虫のうちに退治することも。駆除剤の使用は、環境などにも十分配慮しましょう。

蚊が近寄りにくくする

まず、家の中に入らないよう網戸をしっかり閉めましょう。蚊帳を張ったりするのもオススメです。外出時には、長袖・長ズボンなどの衣類で物理的に防ぎましょう。室内外問わず殺虫・忌避剤を置いたり蚊取り線香を炊いたりし、忌避剤を肌や衣類につける・携帯するなどの方法も。線香を含め、忌避剤の成分は、合成のものと天然由来のものがあります。効果のレベルや身体への影響などを考慮し、成分を把握したうえで選ぶことをオススメします。

さらに蚊は二酸化炭素の密度が高いところや、周辺より温度の高いところに向かう習性があります。ビールなどのアルコール類を摂取した後や運動後は、より気を付けて対策を行うことが大切です。子供は大人より体温が高いので、つねに気をつけましょう。

蚊に刺されてしまったら?

どうして蚊に刺されると痒くなるの?

蚊は血を吸う時に、血液凝固を防ぐ物質を含んだ唾液を注入します。かゆみは、それに対するアレルギー反応として起きます。場合によっては赤くなったりミミズ腫れのようになることもあります。

つらいかゆみを軽減するためには?

刺されてしまった場合、つらいかゆみを軽減する方法として「たたかずにはじく(唾液を体内に入れないため)」「石鹸で洗う」「かゆみを麻痺させる・抑えるものを塗る」などの方法が有効です。

まとめ

蚊に刺される可能性は年間を通じてあり、春も、夏と同様に注意が必要です。伝染病を媒介することもあるので、発生を抑えるとともに、刺されないよう気をつけましょう。

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